認知症の母は不機嫌になると電話に出てくれないのですが、在宅なのかそれとも外に出てしまっているのかを確認するために見守りカメラを導入することにしました。
我が家の前提
- インターネット環境あり（Wi-Fi ）
- 日本製（Amazonのレビューで外国産のものは、情報が流出されているなどの記載があったため防犯上念のため）
- 複数台つけたいので、高額なものは避けたい
- 複数台1度に見られたら最高
以上の条件で、Twitterのフォロワーの方に教えていただいたのが「ATOM Cam2」です。
ATOM Cam２ スペック
アトムテック株式会社のサイトより購入できます。https://www.atomtech.co.jp/products/atomcam2
価格： 2980円（税込）
サイズ 高さ：52mm 幅：50mm 奥行：58mm
解像度 ：1920×1080（1080P）
レンズ仕様 ：F1.6、120°
暗視距離 ：9メートル
オーディオ ：内蔵スピーカー＆マイク
ワイヤレス接続 ：Wi-Fi 802.11 b / g / n 2.4GHz
ローカルストレージ ：MicroSDカード(8GB, 16GB, 32GB)FAT32
電源入力 ：5V 1A
動作温度 ：-20℃ -55℃
大満足の機能性
安心の日本の会社の商品が2980円。
圧倒的低価格なのに、はっきりとした高解像度。さらにF1.6で就寝時など電気が消されていても問題なく見ることが可能です。
動作検知機能もあり、カメラが動作検知を行った直後から12秒間動画を録画しクラウドストレージ上に14日間保存してくれます。Micro SDを入れれば、そこに録画されていきますが、入れなくても動画が見られるのは便利です。
また、この検知後12秒間の録画を終了した後には5分間検知がオフになるため、「ちょっと動いたから」といって動作検知メールが何度も送られてくることもなく助かります。地味なことかもしれませんが、他の見守りカメラや監視カメラではついていないものもあるので、ATOM Cam2はユーザーの使い勝手を考えて作られたことがうかがえます。
また、音声の点でも見守りカメラとして非常に良いと思うのは、あちら側の音声を聞くだけでなく、見守る側からも声がけをすることもでき、そのため双方向同時通話をすることが可能なことです。
設置も簡単 角度も思いのまま
約5cm四方のコンパクトさ、そして自由自在に設定できる撮影角度のスタンドのおかげで、さりげなく自然な感じで見守りカメラをおくことができました。
写真は母の寝室のエアコンの上にちょこんと乗せた様子ですが、コンパクトでしょう？作動していることをつげるライトが左上にあるのですが、暗闇で気にならないようにシールを貼りました。
導入当初、このエアコンの真下のコンセントは母が掃除機を使うときに抜いてしまったため、USB2.0の延長ケーブル12mを購入し、となりの部屋のコンセントを利用しました。いろんなカスタマイズもしやすく、個人的に良い買い物をしたと感じています。
接続不良は一度だけ
Wi-Fiが落ちてしまった時に一度カメラのリンクが切れてしまいましたが、初期化して再設定を簡単にできました。
得られた安心感
ヘルパーさんから「インターフォンを押しても反応がありません。お出かけですか？」と言われると今までは「徘徊でもしていたら大変」と急いで実家に行き私の合鍵で入って確認していました。しかし、このカメラのおかげで、母の動向が掴め気を揉むことが減りました。設置して本当に良かったと思います。
母本人には設置の際に「防犯のために取り付けるね」と説明をしましたが、その後は気づいていないようです。
総合して、私はATOM Cam2を高く評価します。Wi-FiがあればATOMシリーズをお勧めします。
そして、この見守りカメラにはさらに凄い点が…それが「センサー」！
センサーをつけてドアの開閉やエアコンの動作を感知することも
別売のセンサーをつけることで、ドアの開閉検知も可能です。我が家は玄関に電源がないためできませんが、これをドアに取り付けることによって、家から出て行ってしまって徘徊を始めていないか確認することも可能でしょう。
またエアコンの弁のところに貼っておけば、動いているか否かもわかりますね。
便利な物を活用して、介護の負担を減らしていきましょう。
なんてったって、「自分あって」ですもの。
